対象は米山奨学生・学友・地区委員・カウンセラーで、尾張瀬戸駅から徒歩5分の所に有る「瀬戸蔵」に集合し、3班に分かれ各施設を回りました。
私たちA 班は、瀬戸蔵ミュージアムの学芸員さんから瀬戸焼の歴史、制作の工程などの説明を受け館内を見学しました。
瀬戸北 RC の会員さんが宮司を なさっている深川神社へ 下部がタイルで飾られている鳥居
STUDIO894(瀬戸 RC 会員さんの企業)で陶器ぬり絵体験タイ君なかなかの腕前
ぬり絵体験のあとは、全国各地の招き猫が展示されている「招き猫ミュージアム」へ招き猫制作の始まりは、常滑より瀬戸の方が古く約 100 年の歴史があるそうです。
これからが本日の難所、ゆるい上り坂を約 15 分徒歩で「瀬戸民芸館」へ
この施設の七代目、瀬戸北 RC 会員のお父様と息子さんから登り窯や瀬戸焼についてのお話しを伺いました。
後ろに見えるのは江戸時代から 1979 年まで稼働していた登り窯で 13 連房有ったそうですが、現在は4連房が復元され見学できます。
手前に積まれている釜の中に棚を作るための板(エブタ)と柱(ツク)は使用によって変形すると交換され破棄することなく垣根などに利用されます。
エブタとツクで出来ている「窯垣の小径」の垣根
瀬戸蔵に戻り、各班代表者の感想発表のあと、閉会となりました。
奨学生同士の交流ができ、普段何気なく使っている器の知識を得られたなどの感想が有り有意義な一日となりました。
米山カウンセラー 天野 恭子