会長挨拶
皆さん、こんにちは。第377回、本年度最初の実例会がスタートです。
7月15日にJPタワー名古屋にて、本年度最初の例会を行いました。(例会の様子はこちら)
尾西RCから移籍の木村会員、ゲストとして西方さんにお越しいただきました。
西方さんには夫妻で当クラブにご入会頂きます。
さて、今年も月に2回Web例会、月に1回クラブフォーラム(実例会)のリズムで進めます。
さて、暑い日が続きますね。各地で記録的な猛暑を記録し、熱中症関連のニュースが増えています。
ゲリラ豪雨のようなニュースも増え、夏も本番を感じております。
コロナ禍からの久しぶりのお祭りなど外出等も増えることと思いますが気候と体調に注意をしましょう。
熱中症予防には、「睡眠時間の確保」「朝食を食べる」「深酒をしない」「こまめな水分補給」
この4つが重要だそうです。
皆さんしっかりと体調を整えて頂き、次回のクラブフォーラム(実例会)にもお越しいただきたいと思います。
新入会員も増えたことですし、ビールでも楽しみたいですね。
本年度もたのしくいきましょう。宜しくお願いします。
幹事報告
【地区からのお知らせ】
■シンガポール国際大会のご案内
2024年シンガポール国際大会登録受付開始
My ROTARY参照
https://convention.rotary.org/ja-jp/2024-rotary-convention-singapore
◎実例会報告
日時 7月15日(土) 13時 理事会 14時 例会
場所 JPタワー名古屋 3階 カンファレンスホール A-1ルーム
2023-24年山下年度最初の理事会、例会を開催いたしました。
〇理事会承認事項、連絡相談事項の報告
1,今年度予算一部変更の承認
2,理事・役員・委員会構成の承認(7月1日付入会、企業内会員交代のため)
3,入会希望者2名の承認(8月1日付入会)
4,伊藤圭介生誕220年記念行事(東山植物園主催)を支援する名古屋東ロータリークラブさんに
2760地区他クラブと協賛して植栽、講演会のサポートを行う件を報告。
5,事務局設置とサイト更新につき名刺刷新検討を相談。
実例会では、『四つのテスト』のパネルを演台に置き、開催いたしました。
各委員会からは、下記の通り今年度の方針が発表されました。
8月の実例会開催のご案内
日時 8月26日(土) 13時 理事会 14時 例会
場所 JPタワー名古屋 3階 カンファレンスホール Aー1ルーム
主な内容 新入会員入会式 2名
メークアップ&スマイル
7/6~7/18までの期間に、29名の方にメークアップを頂きました。
渡辺喜夫様、渡部亨様、竹本功様、大矢伸明様、稲垣秀樹様、新実修様、岡本知樹様、神谷強様、可知久充子様、伊藤清隆様、安藤淳様、金子豊久様、立脇功二様、角谷広高様、平尾節子様、花房和彦様、杉原功一様、青木克光様、鈴木博文様、加藤知徳様、今泉孝朗様、森下昭造様、伊藤憲行様、佐々木康浩様、福尾清様、鈴木雅様、冨田雅則様、田中盾行様、月成守康様
誠にありがとうございます。クラブを代表しまして、お礼申し上げます。
※ご投稿頂いたあとにお支払いをされていないと証明書が発行出来ません。
送ったのに証明書が来ないなど、ご不明な点がありましたら、info@aichi-rec2760.comよりお知らせください。
卓話
ロータリークラブの思考(卓話者:西田忠幸)
山下が代読させていただきます。
「夢を追う世紀」と言われた20世紀から「心の世紀」と言われて迎えた21世紀の時代は「生き残りを掛ける世紀」ともいわれます。日本社会の現状を見ると人口減少からの少子高齢化,、新世代の価値観の変化、コロナ禍の蔓延等の問題を山積しての幕開から四半世紀になろうとしております。
①日本ロータリークラブ誕生
1920年10月20日東京ロータリークラブが誕生しました。初代会長米山梅吉翁の功績は極めて大きいものが有りますが、日本人最初のロータリアンは初代幹事の福島喜三次氏(1915年ダラスロータリークラブのメンバー)で福島氏が会長を自分の親会社(三井)の上司である米山氏に功を譲る形とした事が後々社会的地位とロータリアンの平等性とに混乱をもたらす結果となりました。
東京クラブの会員は財界の大御所と呼ばれた大企業(三井・三菱・住友・安田)の社長重役の方々がチャターメンバーとしての発会は、最初の人選が前例となり風評は今でも「金持ちのクラブ」「財界人が入会するクラブ」という錯覚を生み新会員勧誘の障害と考えられています。
しかし1923年9月1日に起きた関東大震災は首都壊滅と報じられた大震災でしたが何処よりも早くその報に対処したのは世界のロータリアンでした。
RI本部をはじめ世界各国の500余のクラブから続々と義援金や救援物資が大阪ロータリークラブに寄せられ、支援は復興に大きく寄与し復興の一助として貢献された事が報道され全国民から感謝されて後、ロータリークラブが再評価を得て全国に相次いで新クラブ誕生の契機ともなりました。
②愛知ロータリークラブ誕生
新生された愛知ロータリーEクラブも早9年が経過し、会員皆様方もロータリー世界の一員たる使命感を涵養されておられれます。私自身15年のクラブの一員として在籍しましたが、初めてロータリーの世界と真摯に対面したとき,ロータリー生活はいったい何で有るかと自分自身その無見識と無理解に困惑いたしました。ロータリーは世界共通のクラブ活動です。
そのクラブの運営は自治であり会員同士に等差がつかず、職業分類という点であらゆる会員がまったく平等な立場にあります。それは世界共通の合同理解であり世界共通の交流・友愛活動がよどみなく出来きてその理解周知でロータリーアンの友情も生まれます
会員の皆様がロータリアンとして活動されますとき、社会の常識感覚とが些か違うことに直面された戸惑いを感じられた経験をお持ちでは在りませんでしたか。
ロータリーの公文書の中で「ロータリーは、基本的には、一つの人生哲学であり、それは利己的な欲求と義務およびこれに伴う他人のために奉仕したいという感情との間に常に存在する矛盾を和らげようとするものである。この哲学は奉仕の哲学であり、実践理論の原理に基ずくものである。」と定義されています。
具体的にはロータリーには二つの奉仕理念(基本的な考え方)があり、一つは「職業奉仕の理念」もう一つは他人の事を思い遣り他人の為に尽くすという「人道的奉仕活動の理念」です。「奉仕の理想」とは「他人の事を思い遣り、他人の為に尽くす」という解釈が付されています。
ロータリークラブの思考を良く理解できないと自分自身に戸惑いが生まれます。会員が等しく、まず取り組む課題はロータリーが伝えんとするロータリー秩序を学習されることが大切です。
③ロータリアンの権利と義務と特典
権 利
ロータリー・クラブ会員は、ロータリアンとして尊敬され国際ロータリーの記章・バッチまたはその他の記章を着用する権利を与えられます。
義 務
一、ロータリー・クラブ会員は、国際ロータリー定款・細則並びにロータリクラブの定款・細則に従い、その規定を遵守しなければなりません。
一、ロータリー・クラブ会員は、クラブ例会に一定の基準以上出席しなければなりません。
一、ロータリー・クラブ会員は、『ロータリーの友』を購読。
一、ロータリー・クラブ会員は、協力金・年会費を納入しなければなりません。
一、ロータリー・クラブ会員は、地域社会における各種職業を代表する者としての責任を持たねばなりません。
一、ロータリー・クラブ会員は、クラブから何事か依頼された場合、進んで引き受けるよう務めなければなりません。
特典 ロータリー・クラブ会員は、世界のロータリアンと交友し友愛 を通して友好を広め品性を磨き、地域社会の職業人の代表として絶大な信用を得られます。
④四つのテスト
「四つのテスト= 「Four-Way Test」はロータリアンの心構えをロータリーの倫理基準から具体的に記述したものが「ロータリー倫理訓」だとすれば、それを具体的に理解できるよう簡単的確に纏めめたものが「四つのテスト」です。
1954年四つのテストは世界各国の言葉で翻訳され、広く活用されています。「四つのテスト」がロータリアンの倫理を導くための四通りの基準と解してはなりません。それは四通りと考えるならば[Four-Way Tests]と複数形になります。
これが単数形なのはロータリアンが倫理基準を1つずつクリアーすれば良いのでは無く四つを纏めたものを1つの基準として、その全てををクリアーしなければけ成らないことを意味しています。
⑤ロータリーアンの拠り所
先達の深い人生哲学の教え、「紳士ゆえにロータリーの仲間に成れるのでなく、ロータリーの仲間に成ったから紳士と認められる。」クラブは同好の者の集い、奉仕を志す者の集いであります。社会にはルール(規律・規則)が在り、ルールにはマナー(礼儀)がセットされますがロータリーにはさらに高尚・高潔なモラル(倫理・道徳)が必然致します。
「ロータリークラブ」は友愛と社会奉仕をモットーに設立された国際的な社交団体と定義されていますが、ポール=ハリスは「凡そ、ロータリー会員は身分の高下と貧富に別無く、人種に拘らず、宗教家たるを問わず、政治家たるを論ぜず、寛大・忍耐・正義・親切・友誼・親愛を我らの知る最善の世界の住人の人々に好意を伝へる使節として終始するものである。」と諭し彼の創始したロータリークラブを後世のロータリーアンに託したのである。 了