
2025年2月19日(水)第415回WEB例会
開会点鐘・歌の斉唱
会長挨拶

会長 天野元成

皆さん、こんにちは。第415回の例会がスタートです。
今年は大雪が降ることが、いつもより多いようです。
愛知県では積雪はまだ1回ですが、寒がりの私は梅の季節が待ち遠しいです。
2月11日(祝)にクラブ職業奉仕委員会(西方委員長)主催で株式会社豊田自動織機高浜工場さんの工場見学を行いました。
当クラブの職業奉仕委員会では、会員の企業や関係先を訪問する職場訪問を継続しております。
今回は、世界一のフォークリフト生産工場である豊田自動織機高浜工場さんを訪問。
「人」の働きにより「安全」と「品質」が高いレベルで融合した工場を見学することが出来ました。
<詳しくは、職業奉仕員会の工場見学報告をご覧ください>
https://aichi-rec2760.com/toyota-takahama/




<豊田自動織機高浜工場案内ボード> <バッテリーフォークリフト>
工場見学の後は、豊田自動織機さんの福利厚生施設である「シャインズ」にて例会を開催いたしました。
担々麺と麻婆豆腐のランチは絶品でした。
米山奨学生のタイさんの誕生日も皆でお祝いしました。
今回の例会のロータリーソングは、「われらの生業」を朗読しました。
我等の生業 さまざまなれど 集いて図る 心は一つ
求むるところは 平和親睦 力むるところは 向上奉仕
おおロータリアン 我等の集い
ロータリークラブとして大切なものに職業奉仕があります。
職業を通じて社会に奉仕する。
多くの生業を拝見させて頂くことで、自らの視野も広げていきたいと思います。
視野を広くすること、とても大切と思います。
他クラブへメーキャップ訪問することは、多くの新たな発見で出会いがあります。
〇1月20日 名古屋東ロータリークラブさんにメーキャップしてまいりました。
名古屋東ロータリークラブさんとは、2023-24年度 伊藤圭介生誕220年記念として名古屋東ロータリークラブさんを中心に地区14クラブ合同で行った鶴舞公園、久屋大通庭園での植栽で、ご一緒させて頂き有意義な奉仕活動が出来ました。


<名古屋東ロータリークラブ國府谷俊盛会長とのバナー交換>
〇1月31日 常滑ロータリークラブさんにメーキャップしてまいりました。
常滑ロータリークラブさんの伊奈輝三パスト会長は、愛知友愛ロータリークラブのHPをいつもご覧いただき激励のメールも頂いております。
稲葉勝彦パスト会長の父上は私の父ととても親しく、私と家内の天野SAAの結婚式の仲人であったご縁もあり、メーキャップさせて頂きました。




<常滑RC伊奈輝三氏、稲葉勝彦氏> <常滑RC岡田展利益会長とバナー交換>


<常滑ロータリークラブさんのバナーは、なんと陶板です。 焼き物の町・常滑です>
〇2月4日 横浜ロータリークラブさんにメーキャップしてまいりました。
横浜ロータリークラブさんは、会員数が約190名 1927年創立の歴史のあるクラブです。
例会場は、横浜で一番の歴史あるホテル「ホテル・ニューグランド」です。
同行した天野SAAは、横浜平沼高校時代ここでテーブルマナー講習を受けたとのこと。
横浜商工会議所会頭で横浜ロータリークラブパスト会長、第2590地区パストガバナーの上野孝様とは先代の上野豊様の時代から父が親しくさせて頂いておりました。
今回のメーキャップでは工藤誠一会長はじめ皆様にお世話になりました。




<横浜ロータリークラブ ホテルニューグランド> <横浜ロータリークラブバナー>
〇2月5日 東京ロータリークラブさんにメーキャップしてまいりました。
同行した小田純也幹事、天野恭子SAAは初めての東京ロータリークラブでした。
1920年に米山梅吉氏が、日本のロータリークラブを創立。
東京ロータリークラブさんは、今年105年を迎えます。
会員数は330名で、日本で一番会員数が多いクラブであり日本で一番歴史が詰まったクラブですので、メーキャップさせて頂いた3名は緊張しながら出席してまいりました。
私は、東京ロータリークラブさんでは2回目のメーキャップでしたが、前回同様メーキャップで出席したロータリアンへの心配りは流石の東京ロータリークラブさんでした。
亀谷太郎会長はじめ皆様にお世話になりました。
天野SAAの祖母は三島の高等女学校卒業後、東京ロータリークラブの大正時代からの会員でニコニコボックスを広められた関幸重氏宅に住み行儀見習いをし、関幸重氏が仲人となり関幸重氏の部下と結婚。その後も大変お世話になりました。
以前、三島の米山梅吉記念館の館報に関幸重氏の事を寄稿した際に、東京ロータリークラブ事務局の加藤様には資料も頂き大変お世話になりましたので、ご挨拶申し上げました。
<ニコニコボックスの話は、こちらから>
https://aichi-rec2760.com/niconico-history/


<東京ロータリークラブのバナー>
地区内のクラブでも、地区外のクラブでも、同じロータリアンとしてメーキャップにまいりますと、皆様とても良くしてくださいます。
同じロータリアンとして、おもてなしをして下さいます。
ロータリーソングの「それでこそロータリー」この歌詞をあらためて思いおこしました。
愛知友愛ロータリークラブのWEB例会には多くのロータリークラブ会員の方がメーキャップに来られます。
クラブHPの内容を充実させることが、私たちのおもてなしと思い皆様に見て頂けるよう更に頑張ってまいります。
また、
愛知友愛ロータリークラブは、奉仕活動と実例会を土曜日または祝日に開催しておりますので、実例会メーキャップにお越し頂けることを歓迎しております。
次回は、3月15日(土) 13時から
静岡県三島市の米山梅吉記念館ホールにて開催いたします。
東京ロータリークラブの多田幸雄様に卓話をして頂きます。
幹事報告


愛知友愛ロータリークラブ24-25年度、幹事の小田です。
下記に幹事報告を致します。
◎ジャパンロータリーポータルサイト(ご確認ください)
マイロータリーよりも情報が見やすいです。
https://www.japanrotary.club/home
◎当クラブの例会(メークアップが可能な例会)
2025年3月15日(土)13:00- 米山梅吉記念館(静岡県の三島駅)
4月20日(日):マリオットホテルにて地区協議会
5月10日(土):フラリエにて例会(RFF1日目)
6月:最終例会、7月は年度初回例会のため、不可
8月以降が可能です。
メークアップを希望される方は、こちらから①氏名②クラブ名➂メークアップ日をお知らせください。
◎IM(インターシティミーティング)
日時:2月23日(日)13時30分~17時30分(12時45分に現地集合)
場所:名古屋栄「東急ホテル」13番出口から徒歩4分
参加費:13,000円(税込み)
◎実例会
日時:3月15日(日)13時~
場所:米山梅吉記念館(静岡の三島駅付近)
※8月末の台風の影響で延期となっていた分です。
※お昼は11時から「桜屋」でうなぎの予定です。
◎第2760地区 地区協議会
日時:4月20日(日)13時~17時30分
場所:名古屋マリオットホテル
◎江南ロータリークラブ・岩倉ロータリークラブ「3クラブ」合同親睦会
日時:4月24日(木)18時~20時
場所:江南市「曼荼羅寺(まんだらじ)」
参加費:5,000円(税込み)
◎第2回RFF(ロータリーフードフェスタ)&例会
日時:5月10日(土)
例会場所:久屋大通庭園「フラリエ」
RFF会場:名古屋栄「エンゼル広場」
※RFFは5月10日・11日(日)の「2日間」にわたって開催
◎江南ロータリークラブ 60周年記念事業
日時:5月15日(木)13時~17時30分
例会場所:名古屋観光ホテル
参加者:会長、幹事のみ出席
7/21(日)共和西児童老人福祉センターへの寄付
8/31(土)米山梅吉記念館例会 台風のため延期
9/7(土)久屋大通庭園「フラリエ」植栽
9/9(月)公共イメージ向上委員長会議
9/17(火)国際奉仕委員長会議
9/20(金)危機管理セミナー(ZOOM)
9/24(火)クラブ米山奨学委員長会議
9/26(木)青少年委員長会議
9/28(土)ガバナー補佐訪問
10/15(火)ガバナー公式訪問
11/9(土)地区大会1日目
11/10(日)地区大会2日目
11/16(土) 青少年交換プログラム帰国報告会
11/30(土) 地区補助金活動「フラワー&フォト」2回目
12/14(土) 委員会&理事会&総会&忘年会
1/11(土)地区補助金活動「フラワー&フォト」3回目
2/3(月)25-26年度のための補助金管理セミナー
2/6(木)山本眞輔氏の彫刻展覧会と地区補助金活動の慰労会
2/11(火)トヨタ自動織機 高浜工場見学と「シャインズ」例会
メークアップ&スマイル
2/5~2/18までに、32名の方にメークアップを頂きました。
柴山卓也様、柴田泰伸様、新美俊生様、久米博明様、久米田研志郎様、田口智様、新美大輔様、伊奈輝三様、加藤英二様、岩崎光記様、角谷広高様、西脇司様、神野公秀様、柴田隆郞様、大矢伸明様、宮坂直木様、櫻井健弘様、中村智様、村越和也様、大嶋信哉様、手島陽平様、岡本知樹様、早川敏江様、松崎勝司様、大橋健様、森本潔様、三浦直樹様、永松何奈子様、加藤基弘様、長谷川智一様、齋藤雅彦様、山田信二様



誠にありがとうございます。クラブを代表しましてお礼申し上げます。
※ご投稿頂いたあとにお支払いをされていないと証明書が発行出来ません。
メークアップをして、決済したにも関わらず「証明書が来ない」などありましたら、こちらからお知らせください。
卓話:「私の旅」について


卓話者:牧ヶ野孝宏
皆さんは、「旅」というと、どの様なスタイルを思い浮かべますか?
小さい頃より「遠足」「修学旅行」「卒業旅行」「社員旅行」「家族旅行」「新婚旅行」「長期休暇旅行」「一人旅」など機会は様々ありますが、自分で色々と調べて企画すると、旅に出かける前から楽しいものです。
国内・海外問わず知らない土地に出かけ、美術館・博物館・名所・旧跡を巡るとか、コンサートやスポーツ観戦に行く、名物を食べる、何もせずゆっくりとリゾ-トし時間を楽しむ・・・。
しかし、仕事をしていると、なかなか十分な準備と時間が取れないものです。
昨年7月に本クラブに入会し、8月の卓話で自己紹介をさせて戴いた際に、「2023年ラグビーW杯フランス大会」観戦旅行の話を少しさせて戴きましたが、1年前より準備し、退職直後の時期で時間も退職金もあり、理想的な旅ができたと思っております(笑)。
しかしながら、仕事をしながらでも漠然と学校で学んできた歴史・文化で、興味・疑問のあるところを再度調査し、現地に行って確かめる旅が意外に面白いと分かってきました。
2008年~2012年、中国・上海に勤務する機会がありました。
上海滞在時は毎朝乗り合いの車が迎えに来て、1時間ほどかけて通勤、退勤時は残業もなく定時に帰って日本食を食べる。
週末は、中国語の勉強とマッサージ、飲み屋で一杯、時々仲間とゴルフに出かける。
出張では年間約100回(平均すると毎週1往復)飛行機で各地のお客様を訪問、中国を点と線で飛び回る・・・というような生活を繰り返しておりました。
もちろん、北京の紫禁城や万里の長城、西安の城塞都市周辺の観光地は、赴任早々に家族や友人が中国に遊びに来た際に一緒に出掛けておりました。
ご縁は面白く、その旅の手配をお願いしていた「上海東和旅行社」という小さな旅行会社の総経理と親しくなり意気投合して、2009年から「東和旅倶楽部」を設立し、私が「中国と日本文化」をテーマに企画した旅を最小催行人員10名で、仕事仲間に限らず、家族や一般(日本人)の方も参加できる方を募集し、2012年9月の帰国直前まで計10回の旅行を実施しました。
以下が、その10回の内容です。
① 中国江南のみち「寧波・三江口・天童山/米の起源」(2009年3/28~29)
② 中国江南のみち2「銭塘江逆流と紹興酒」(2009年9/19~20)
③ 赤壁・襄陽・三顧の礼(三国志の旅)(2009年12/19~20)
④ 旅順・大連歴史浪漫紀行(坂の上の雲)(2010年4/3~4)
⑤ 成都・九塞溝・黄龍3泊4日(三国志・パンダの旅)(2010年7/30~8/2)
⑥ 福建土楼と泉州・海のシルクロード(マルコポーロ東方見聞録)(2011年1/15~16)
⑦ 洛陽・鄭州・安陽(遣隋使/小野妹子が行った都)(2011年4/30~5/2)
⑧ 景徳鎮と黄山/温泉(陶磁器の歴史)(2011年9/10~12)
⑨ 開封・水滸伝の梁山泊・孔子の曲阜(清明上河図・黄河)(2012年6/22~24)
⑩ 鎮江・鑑真和上ゆかりの揚州・南京(長江と京杭運河の十字路)(2012年9/8~9)
旅行後に、私が旅企画の意図をレポートし、東和旅倶楽部の広告・宣伝に投稿していたので、今も旅行募集チラシと一緒に1冊のファイルとして戸棚に残っています。
当時はまだホームページはありませんでしたし、さらに今回大変残念なのは、携帯がまだ中国製のガラ携でスマートフォンの様な写真機能がなく、カメラで撮っていたので、それを整理してデータ化できていないことです(掲載できず申し訳ないです)。
この10回に渡るレポートは、今読み返しても面白いので、全て皆さんに紹介したいのですが、文書量が多く1回の卓話では掲載しきれません。
今回は、旅企画を開始した第一回分が比較的短文ですので、以下に紹介したいと思います。
『第一回は「寧波の旅」でした。どうして旅倶楽部のスタートが「寧波」なのか?
日本の古代史においては、まず朝鮮半島の歴史、交流が重要ですが、航行技術が発達し、直接中国との交流が始まると、寧波が中国の窓口の港でした。
中国が日本の文化に強く影響を与えた時期は、遣唐使の頃(唐)と平安末期~鎌倉時代(南宋)と言われています。
最澄・空海、栄西・道元の時代です。鑑真が何度かの日本渡航に失敗し、一時期身を寄せていた寺(阿育王寺)も近郊にあります。
最澄は短期留学生として、寧波の南方にある天台山で修業し、空海は、長期留学生として寧波を目指して渡航し、西安に行きます。栄西や道元は、近郊の天童寺で修業を積みます。
天童寺には室町時代に雪舟もやってきます。
道元の開いた永平寺の伽藍が天童寺に似ているのは、この為と言われてますが、実は道元が真似たものではなく、永平寺三世義介(ぎかい)が、わざわざ渡航し学びつくったものです(道元は、精神的なものをあくまで追求し、世俗的な寺院経営を嫌った人物でした)。
さて、この旅でもう一つ文化的に重要な場所に行きました。
河姆渡遺跡です。
我々日本人の主食は米です。
中国では、一般的に揚子江より北が小麦・麺・包子、南が米の文化と言われます。
では、一体、米はどこからやってきたのか?日本では、縄文末期から弥生時代にかけて朝鮮半島を経由してやって来たようです。
1973年この遺跡から紀元前5000年頃の稲籾化石(世界最古)が発見されました。
世界の稲作は、もしかしたらこの辺りで始まったのか?私の想像ですが、米の起源は、東南アジアで、メコン川流域から上流で繋がる揚子江流域に伝わってきたのではないか?と思っています。
まだ、行ってない方は、是非、杭州大橋を渡って、寧波周辺を旅してみてください。
寧波の旅は、司馬遼太郎の「街道をゆく19江南のみち」が影響しております。
今は、昨年3月から読み始めた池波正太郎「真田太平記」全編(12)読破がまもなくで、真田・上杉・武田・北条の城跡巡りを東から西へ順次進めております。
年に1回程度、卓話の順番が回ってくるとのことですので、沢山の旅ストックを持って次に臨みたいと思います。